Strawberry Junior

「じゃあウォータースライダー♪」

中々こんな事って無いんだもん。今日はいっぱい甘えなきゃ。

「了解っす☆」

私達はまず1人で滑るタイプに乗った。


「ホント楽しいっすね。次はアレ行きましょうよ!」

滑り終わってすぐ言った(笑)
無邪気にはしゃいでる威智悟くんはすっごく可愛い…。

威智悟くんが指差した先は2人乗り用の浮き輪で滑るタイプだった。

「うんっ♪」
「先輩は素直っすね」
「そうかな…」

威智悟くんの一言一言で、私は一々ドキドキしてるんだよ…?


2人乗りが滑り終わった後、

「今度はどこ行く?」

私が聞いた。

「じゃあ…アレっ♪」

次に威智悟くんが指したのは、2人乗りは2人乗りでも、浮き輪無しの直乗り…。

体が密着するってことでしょ…?

「行きましょっ♪」

威智悟くんが私の腕を引っ張った…。
ひゃあ…。威智悟くんが私の腕に触れてるっ…/////
って…、こんな事で恥ずかしがってたら今から滑れないよね…。
私達は列に並んだ。

「どっちが前になんの…?」
「別に先輩が後ろでもいいっすけど、当たっちゃイケないトコが俺の背中に当たっちゃいますよ…?」

そう言って威智悟くんは私の胸を指した。
私は慌てて前を覆った。

「威智悟くん…、何考えてんのよ…」
「何も考えてませんよ?先輩こそ、何考えてんすか?」

威智悟くんがウシシッと悪戯っぽく笑ってる…。

「もうっ…」
「俺が後ろ行きますよ♪」
「うん…」

私達の番が来た時…、

「はい、じゃあ次のカップルさん…」

おじいさんが言った。
カップル…。
ホントにそうなったらいいのにな…。

「先輩、行きますよ?」
「あ、うん!」

考え事してる場合じゃなかった…。

「彼女が前かな?じゃあ先に彼女さんが座って?」
「はい」
「彼氏くんは彼女さんのお腹辺りをしっかり抱いてやって?」
「こうですか?」

私に対して使う敬語よりちょっと丁寧だ。『っすか』じゃなくて『ですか』になってる…。
って考えてる場合じゃない…。

威智悟くんが私の後ろに座り、ギュッとした。

ドキッ…。

「はい、じゃあ行ってらっしゃい」