Strawberry Junior

自分で言ってて悲しくなってきた…。

「本当すっか…?じゃあ好きな人とかいるんっすか?」
「…えっと」

イヤーっ。いるって言ったら誰なのかバレちゃいそうだよ…。

「その顔は、いるんっすね?」
「えっ…!?」

やだ、バレた…?

「俺、応援しますねっ☆」

バレてない…?てか勘違いしてる…?
まぁいいか…。
今日はそんなの気にせず楽しもっ。


そうこうしているうちに電車は目的の駅に着いた。

遊園地に着くと、各更衣室に着替えに行った。

「倉持先輩って春間くんのこと好きなんですかっ?」

優那ちゃんが飛びきりの笑顔で聞いてきた。

「美寛でいいよ?…ってかどっからその情報をっ!?」
「ははっ☆やっぱりそうなんだ~。だって、美寛先輩、分かりやすいんですもん♪」
「嘘…」
「バレバレだって♪」

棗が私の肩をポンポンしながら言った。

「分かりますよね~?」
「「ね~」」

なんて2人でハモっちゃってる…。

「本人も分かってんじゃない?」

棗が言った。

が~ん…。

さっきの電車での出来事を思い出す…。
まさか威智悟くん、私の気持ちを知っててからかったんじゃ…。

ショック…。

「ほら、行くよっ?」

棗が私の腕を引っ張った。
そうだった…。今日は皆で遊ぶんだ…。


「「「お待たせ~」」」

3人で待たせている男子達に言った。

パッと威智悟くんと目が合う。

カッコいい…。
てか、上半身裸だしちょっと照れる…。
私は急いで顔を逸らした。

「美寛先輩、似合ってますよ?可愛いっすね」

ギャ~~~~ッ!!
ボッ!!

「美寛先輩、顔真っ赤っかですよ~♪」

優那ちゃんが言った。

「こらぁ!先輩をからかうなぁっ!」
「へへっ。すみませ~ん♪」

反省する気無し。まぁ、優那ちゃん面白くていい子だからいっか。

それから、流れるプールやスライダーで、皆子供に戻って思い切り楽しんだ。

そしてあっという間にお昼になった。

「なんか買おっか」

棗彼氏こと山田くんが言った。

「私皆の分買いに行くよ」

ちょっとでも脂肪燃焼させなきゃね。

「サンキュ。じゃあ俺、唐揚げの串刺し」