近づきすぎて近づけなくて



「まぁ、詳しいことは
場所を移動して話すから」


そう言って私の腕を無理矢理引っ張っていく。



「え、ひま?」


「あ、サキちゃんっ
ちょっと用事らしいから」


サキちゃんは私の腕を引っ張る3年の先輩に目を向けた。


「ちょっと・・・・!
手離しなさいよ」



いきなり形相を変えるサキちゃん。