青春の蒼いカケラ

バブルの後に作った

ハルオちゃんの建設会社が

経営不振なため危機に立った

カッちゃんも頑張ったが

乗り越えそうにも無かった

とうとう

倒産した

僕も多額に投資していたので


痛手を食った


「幾らの赤字じゃ」

僕が言った

「十億近いです」


カッちゃんが言った。


ハルオちゃんは相変わらず会社のソファーに青顔して

寝転んでいる

「しょうがない僕の資産を全てとうじょう」


ハルオちゃんが起きると号泣し出した


「グスン、なおちゃん、本当に悪い

本当にありがとう」


三人ともスッテンテンになっちまった


残ったのは

鯵馬クラブの小さい会社だけだった

僕はジュンちゃんにたのんで


賃貸マンションを探してもらった


ハルオちゃんとカッちゃんは

アパート暮らしだ

「世話に成るなぁジュンちゃん」


「水臭いな~ぁ」