月夜の太陽

自分で自分の涙を拭うが中々止まってくれない。


ロナウドの反応を見て、余計に怖くなってしまった。


私はとんでもない事をしてしまったんだと、さっきよりも強い後悔に襲われた。



『ソルはどのくらい飲んだんだい?』

「…いつも私たちが飲むのと同じくらい」

『ソルが眼帯をしていたのを覚えてる?』



私が頷くとロナウドは話を進めた。



『アイシャ様の目の色は何色か覚えてるかい?』

「金…色……」

『元々は金色をしていなかったそうだよ』

「えっ?」



アイシャおば様からそんな話は聞いたことがなかった。


純血だから金色の部分があっても自然なことだから、何故瞳の色が金色なの?何て聞くことなどまずない。



『ルナが知っている通りアイシャ様は純血のバンパイアだ。金色の部分があっても別に変な事ではない。だけど、目立って金色の部分はなかったそうだよ』

「じゃあ…どう、して?」

『ローズ様の血を飲んだ事で、バンパイアの力が強くなった為だと聞いたことがある』