月夜の太陽

次の言葉を口から出すことが怖かった。


私は…何て事をしてしまったんだろう。



「私たちは両想いで……お互いの血を飲み合った、の………」

『今…なん、て………』

「ソルの…中に、私の血が入ってるの」

『どうしてそんなッッ』



怒った顔をして大きな声を出したロナウドは、私の顔を見るなり押し黙ってしまった。


何故だろうと思っていると、ロナウドの手が伸びてきて私の頬にそっと触れた。


泣いてしまったんだ……。



『……すまない』



首を横に振るとステラが私の膝の上に飛び乗ってきた。


そして手の甲に落ちた涙を慰めるかのように舐めてくれている。