月夜の太陽

私の手の上にロナウドの手が重なった。



『ルナ、本当に話したくないなら気にしなくていいんだよ。そんなに力を込めていたら自分の爪で手を切ってしまうよ』

「違うの…今になって、恐怖にかられているの……」

『どういう意味だい?』



私は何て軽率な事をしてしまったんだろう。


あれだけ昔からお母様やお父様、みんなから純血の姫の血は他者に想像も付かないほどの力を与えてしまうと聞いていたのに……。


そのせいでソルが誰かに目を付けられてしまったら……。



『ゆっくりでいい、ゆっくりでいいから話してくれる?』

「私…ロナウドと婚約する前にソルに告白したの」

『……うん』

「ソルは受け入れてくれた……自分も好きだと言ってくれた………」



ロナウドは自分を責めているような表情で私の話を聞いている。