月夜の太陽

私は立ち上がり、部屋の中をぐるぐる歩き回った。


そしてドアの外や窓の外に誰もいないことを確認する。



『ルナ?』

「私は貴方のことを信用してる」



私の言葉に不思議そうな顔を向けるロナウド。


そんなロナウドの前に私はまた腰を下ろした。



「話しておきたいことがあるの」

『話?』

「この事を私が知っている事は誰も知らない。ロナウドとの婚約を了承した理由の一つでもあるの………」



ロナウドはステラを撫でていた手を止め、真剣な顔になった。



「ソルの出生の事なんだけど……母親はアリアさんなの………」

『ッッ!?』



ロナウドは驚いた顔をしたが、すぐに何かを納得したような顔になった。


ロナウドもある程度の事情は知っているだろう。