家族内恋愛

「なぁ美音」

『なーに??』

「親父さん、学校まで迎えに来るのか?」

『うん。たぶんもう待ってると思うよ』

「…そうか」

『うん』

それから下駄箱までお互いに1言も話さなかった

ガチャ

トントン

バタン

「美音」

靴を履き替えたとたんに和真がようやく言葉を発した