「……………」

「なんだよ、早く言えよ!そんな倒れたって今すぐ死ぬわけじゃねぇんだし………ってまさか」

「美音ちゃん、辛いかもしれないけどよく聞いてね」

そう言って拓ちゃんは私の目をじっと見て深く深呼吸をした

「詩音さんは………白血病なんだ」