家族内恋愛

お母さんは黙々とかごに野菜とか入れてる

私はその後ろをついていくだけ

だから行くの嫌だったのに…

「美音」

ビクッ

『な、何?』

急にしゃべりかけられたからびっくりしたぁ

「美音はこの結婚反対なの?」

『えっ??』

「あんまり乗り気じゃないみたいだから…」

『別にどっちでもいいよ。再婚してもしなくても私には関係ないから』

「関係ないって…」

『だってそうでしょ?!結婚したからって今までと何が変わるの?』

「新しいお父さんができるじゃない」

『お父さん?ふざけないでよ!私にお父さんなんて必要ない!!』

「美音…」

『早く帰ろうよ。2人が待ってるよ』

なにか言おうとしたのはわかったけど気付かないふりして歩いた

冗談じゃない

私にはお父さんなんていないんだから

鈴木さんはただのお母さんの旦那さん

ただそれだけなんだから