二人で


キャッキャラキャッキャラ何を食べるか相談する姿は


『お前ら……女子かっ?』

と突っ込みたくなる。


俺は、あーでもない、こーでもない言ってる、


ウルサイ二人の後ろを歩いていた。


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この辺りで一番大きな本屋では

俺が探していた本はすぐに見つかり、レジで支払いをする。



「よしっ、食べに行こうぜっ!」


真が号令をかけ


その隣で大介が『オーッ♪』と手を挙げた時





「あれ?長谷川じゃないか?」



俺たちの後ろから


聞き覚えのある声がした。




一斉に振り返ると

そこには……



噂の『三崎先生』が立っていた。



「センセーも買い物っすかー?」


真は嬉しそうだ。



センセは、手に持っている本を見せて



「ここが一番品揃えがいいからね。暇なときはしょっちゅう来てるよ。」



微笑みながら答える。




学校ではスーツだったせいか


センセの私服姿は

また印象が違って見えた。


「やっぱり…

坂本〈サカモト〉か。


久しぶりだな。」




真の隣にいた


大介に声をかけた。