群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

─────────
────


…俺はシャワーを浴び

バスルームを後にした。



二階の自分の部屋に向かう。



彼女の着替えを探した。



「…さすがに


俺の服じゃデカイよな…」



クローゼットの中を見る。

痩せ型の俺はいえ、身長がある、俺の服はLサイズ。


男物のLサイズは彼女には大きすぎるだろう…。




俺は悩みながら、奥の引き出しを探り始めた。



…あ、あった。



中学の時に私服用に買ったジャージを手にとった。



気に入って購入したが


成長期だった俺にはすぐ小さくなってしまった。



吉田さんがクリーニングに出してくれたみたいでタグが付いたままだった。



タグを外し、彼女の待つリビングへと階段を降りていった。






「お待たせ。



これ着替……─」