群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

「──改めて…………」


俺はひとつ咳払いをし


スゥーッと息を吸い



「俺は君のこと……す…


『ちょっと待って!!』



……彼女の声でさえぎられた。





「私から…


言わせてください。




………私、


ハルくんのこと……──」



ドクンッ




俺の心臓が走り出した。


「───……ずっと


好きだったんだ。」




「…直接、伝えられるなんて思ってなかったから、



ホントよかった……」


泣きそうに笑った。



そんな彼女が





愛しかった。