群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

───それから、学校に復帰しても、野球部の奴らとは距離を置いた。


最初は俺に気を遣い、話しかけてきた仲間も、だんだん遠くなった。



その中で一人だけ違う奴がいた。


…それが大介だった。


大介は小柄ながら、頭脳明晰なキャッチャーとして小学校の頃から有名だった。


中学で一緒になった時は、


こんなすごい奴に、俺の球を受けてもらえるなんて!と興奮していたのを覚えてる。

顔も可愛かったから、他校の女子から俺と並んでキャーキャー言われてた。



…躊躇なく話しかけてくる大介をウザイと思ったこともあったが、


大介は周りの奴らとは違い、俺を腫れ物扱いせず、やんわりと、でも言いたいことを言ってきた。



それはトゲがなくて、俺は大介をすんなり受け入れられた。



だから今も一緒にいるんだと思う。


大介は、

『楽』なんだけど

『距離』を保つ、変なヤツだった。