群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

そんな俺たちのやりとりもつゆ知らず、おーちゃんはお茶を一口含んで、



「はぁ〜、おいしい!」


満面の笑みを溢す。




彼女につられ、俺も飲む。

…いつものお茶だ。



けど…彼女と飲んでるからなのか、それとも香ばしいお茶の匂いのせいか?



俺の心はとても穏やかに落ち着いていた。




おーちゃんはもう一口お茶を飲み、俺の顔を見て、



「…さっきの方、お母さん?」


俺に聞いてきた。




…会話のやりとりの中で、親子とは違う話し方に、気付いたんだろう。



俺は一瞬ためらったが、



「…違うよ。昔からうちに来てくれてる吉田さんて言うんだ。」



彼女は、そっか… と言い、またお茶を含む。




俺もゆっくり彼女を見た。




…お互いの視線がぶつかった。