群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

彼女の服装は


白黒のボーダーのやや長めのTシャツに細身のブラックジーンズ、スニーカー。



羽織っていたのは、深い青のコートで



色白の彼女にとても似合っていた。




「あ、そうだ!ハル!


この子の名前はおーちゃんだよ♪」



大介は彼女の肩をポンポン叩いて紹介した。



…お、おーちゃん??!




俺は大介の顔を見た。



…が、大介はそんな俺を無視して



「おーちゃん。こっち、ハルね♪」




今度は俺の肩を叩いて紹介する。




ペコッと

彼女"おーちゃん"はお辞儀をした。