群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

「──…起きてます。なんか眠れなくて…」


「…何にも聞かないつもりだったけど、聞いていいかな?」

眞子さんは小声で言う…


「……はい。」


眞子さんは、私の方に体を向けたのか


「…どうしてそんなに泣いてたの?」


声がはっきり聞こえてきた。



……私は、目元にタオルを乗せたまま、





「……私、好きな人にお別れを言ってきたんです。」
呟く。



眞子さんの姿が見えない方がちゃんと話せると思ったから…。



「…お別れ?……みおちゃん、どこかに行くの?」



…一瞬、悩んだけど

「…まぁ、それに近いです…」


そう答えた。

…嘘はついてない。


「そうだったんだ……。それはツラかったね。」


眞子さんはそう言って、


「今はツラいかもしれないけど……時間が解決してくれるよ、きっと──…」



私が晴海くんに言った、…同じセリフ。



「……そうですよね。…時間が経てば──…」



時間が経てば、今日のこともいい思い出になる。



そう信じたい…。




「……おやすみなさい。」


私は、冷えた瞼をそっと閉じた──…。