群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

先生は『瀬南』を横目で睨みながら、


「『強姦』?人聞き悪いこと言うな!

──お互い同意の上のことだ。口出しするな。」



バンッ…── 乱暴にドアを締め、出ていってしまった。



部屋には、私と『瀬南』の二人っきり─……。



気まずい上に、私は服を早く着たかった。




「すみません……席を外してください──…」



背を向けたままベッドから上半身を起こし、『瀬南』に言う。




急いでシャツのボタンを締めようとした。


けど、手が震えてうまく出来なくて……。焦れば焦るほど、とめられない。




「──大丈夫?」


突然、真後ろから瀬南の声が聞こえた──…




「──…出ていってって言ったじゃない!!」



ぐっと押さえてた感情が、一気に溢れてきた…。



「こんな姿、見られたくないに決まってるでしょ!


…少しは私の気持ちも考えてよ!!」




──…はっとした。

やだ…私、この人に八つ当たりしてる──…。



自分が嫌になる……。


「──…ごめんなさ…」


謝ろうとした時、後ろからフワッと何かかけられた。


──あ……毛布。




そして『瀬南』は、私を後ろから包み込むようにして、


私のシャツのボタンを一つ一つ締めてくれた。




しばらくして、



「──はい、できた。」



全部ボタンを締めてくれた。