群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

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「まあまあ、可愛らしいお嬢さんだこと!」



「よく、いらしてくれましたねー」




…三崎先生の両親が笑顔で私を向かい入れる。


私としては


先生のご両親に猛反対されて、破談になることを期待していたのに…。


こんなにも喜んで受け入れてくれて……正直、戸惑っていた。



だって私、高校生だよ?



先生と一回り違うんだよ?


「こんな若い嫁さんだと、娘というか孫みたいな感じだな〜」



わっはっはー お義父さんは豪快に笑う。



お義父さんは、県議会の議員さん。お義母さんは、



「うちは、男の子しかいなかったから、美桜さんがお嫁さんに来てくれるなら華やかになるわ〜」



口に手を当て、に笑っている。着物が似合う上品な方。



「美桜が、三月に高校を卒業したら結婚するよ。」



さらっと先生は言う。



「それなら四月に挙式と披露宴だな。盛大にやらんと!」


「お色直しもたくさんしましょうね〜」



二人で盛り上がっていたが
「四月から美桜は大学に通うから入籍だけにする予定だよ。」

「あなたって人は……そうやっていっつも勝手に決めてしまって…」


お義母さんが眉をひそめてる。


お義父さんは『まぁまぁ…』と、お義母さんをたしなめていた。


神様の前で嘘つきたくないから


式なんかしたくなかった。