群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

……………………………

………………はい?


私の、ソワソワしていた手が止まる。



「──…"つま"って…」


私は聞き返した。


──今、『つま』とか言わなかった?


なにが?誰が??



「あ、わかりませんでしたか?


つまり、私の『奥さん』になってください、ってことです。」



……そういうこと聞いてるんじゃない!



「人違いじゃ、ないんですか?」


「いや、清宮美桜さん、君だよ。」



「『妻』って…『奥さん』って……私が…先生と結婚?」



「そう」


微笑みながら私を見てる。


……有り得ない!!ってゆーか、わけわかんないっ!


このヒト、一体なにを考えてるの?…企〈タクラ〉んでるの?!



笑顔の三崎先生が気味悪くなってきた……



「……私、…先生のこと好きじゃないし、結婚なんか考えたことありませんから。」


そう言って席を立ち、入り口のドアに手を伸ばした。



その時、


「清宮美桜、18歳。4月14日生まれ、身長160センチ、体重45キロ。利き手、右。」



突然、後ろから先生の声がした。




……私はドアを開けるのをやめ、ゆっくり振り向いた。