群青色の恋     〜私たちの恋愛模様〜

──コンコン…


「…失礼しま、す…」



ガラッとドアを開けたけど、まだ誰も来ていない。



あ、でも暖房付いてた。


よかったー


外は寒くて… 新校舎からちょっと離れている旧校舎に来るだけで、手が冷たくなっちゃった…。



正午を過ぎて、空はどんより灰色。今にも雪が降りそうな天気。



…そういや、朝の天気予報で、午後から雪が降るなんて言ってたっけ。


…あ、傘持ってこなかった。──…すぐ終わるって言ってたもんね。大丈夫…



そんなことを考えながら、

窓際にある暖房で手を温めながら空を眺めていた。



……みーちゃんの結婚宣言の日から、私は未来の様子を観察してた。


帰りは大体23、24時。もっと遅い時は1、2時…。



……一体、どこで何やってるの、あの子は…。




────ガチャッ



「…あ、清宮さん、来てくれたんだぁ〜」



ドアの開く音がして、日野さんが教室に入ってきた。



やっと人が来たー。



なんとなく安心した、その時、



「──…よかったですね、センセ♪」


「助かったよ。」




───…え?