東レザノフ大陸、アスカンタルス王国。

その小さな国には女神がいた。
女神は人々の願いを何でも叶えていた。
死人を生き返らせる、裕福にする、人を殺す…。
そう、何でも叶えた。
女神の正体は、美しくも残酷な魔女だった。


ある時、一人の予言師が八人の善なる心を持った戦士達を連れ、女神に立ち向かった。
八人の戦士達は女神と戦い、そして予言師の力によって女神は封印された。

女神はそびえ立つ塔で眠っていた。
封印を解く鍵は、十字架に四つの翼を生やした、聖なる紋章。
その紋章は全部で八つ。女神と戦った戦士達の手に渡った。
予言師は女神の塔を見守り、伝説となった戦士達は紋章を守り続けた。