もうひとつの卒業

再びけたたましい音が響き、ドアが開かれ、拓馬に早苗、それにバスケ部員が次々に屋上へ登ってきた。


「美鈴。

やめろ!

何やってるんだ。

馬鹿なことはよせ」

拓馬は叫んだ。


美鈴は拓馬を金網越しに見据え、表情を変えた。