王子様

「あ…あの」

柴市先輩はこっちをみた
「これいりますか?」

イチゴ牛乳をつきだすと先輩はイチゴ牛乳を見て

「え?あ…え?」

めっちゃ動揺というかそういうのをしていた

「さっき、イチゴ牛乳売り切れって言ってたのが聞こえたから…」

恥ずかしくてどんどん声が小さくなっていった

てかどんだけ話聞いてんねんって話やんな

どうしよ…と思っていたとき

「いいん?」

先輩は凄く嬉しそうな顔をしていた

私が頷くと先輩は私の手からイチゴ牛乳を取った