昼休み

ありさと自動販売機に行った時だった

「柴市先輩だぁ!かっこいい」

近くで声が聞こえた

先輩が近くに…

早く帰らなきゃと思いお金を入れてイチゴ牛乳を買おうとした時


売り切れ…

なんでこんな日に

そう思ってた時

「はぃ」

え?

聞き覚えのある声だった

後ろをみると同じクラスの伊藤 晴が私にイチゴ牛乳を差し出していた

「いいの?」

聞くと伊藤くんは頷いた

「あ…ぁりがと」

そう言って早くこの場から立ち去ろうとしたとき

「…待って」

引き止められた

嫌々…
伊藤くん
今はちょっと急いでいるのに


「おれ、美花のこと…ずっと好きだった」

…はい?

「だから俺と付き合ってください…」


…はぁぁぁ?


先輩どころの話ではなかった

伊藤くんが私のこと…?


あり得ない

伊藤くんの顔をみると伊藤くんの顔は真っ赤だった

本気なんだ…