王子様

「私の翔馬くんとらないでよ。あんたは誰でもいいじゃん!翔馬くんは私の…」

「美花ちゃん?」


柴市先輩が私のところにきた


「…柴市くん?柴市くんだよね?」


元カノはとても嬉しそうな顔をして柴市先輩に近寄った


「え…誰?」


「私ですよ。中一の時…私の誕生日の日にずっと一緒にいてくれたじゃないですか」

必死に元カノは言っている

「ごめん…覚えてないや。美花ちゃん久しぶり!」


柴市先輩は私の近くに来た

「は?なんで?あんたばっかり…ふざけんな!柴市くんや翔馬くんと仲良くして…何様?」

元カノが凄く怖かった


「柴市くんが好きなら別れてよ!はやく別れて!」

元カノが泣き崩れた