大好きな貴方の輝かんばかりの笑顔を、独り占めできたらどれだけいいだろうと思った。



愛のこもった目を、向けられたなら、どれだけ幸せだろうと。



でも、その視線の先には、彼女がいる。



相変わらず私には他人行儀なままだ。



好きだと言われても、それは友達として。



言われるたびに、私の胸は張り裂けそうだった。