《※ここから5歳の奏side》




奏斗お兄ちゃんのこと…やっぱり怖く感じる…




ガサッ!!



「っ!!」





『奏ェー!!何処だァ…!!!』



い…嫌…

…殴らないで…









――…ふわり…

「…大丈夫だよ。鳥が飛んでっただけだから…。」



奏斗お兄ちゃんが私の頭を撫でながらそう言った…