気がつくと男の子がだんだん私に近づいてきた



思わずビックリして後退りしてしまった








「俺は奏斗。
大丈夫だよ。本当に何もしないよ。」


男の子…がそう言った…


その時の私は半信半疑であったが疑う方の気持ちが強かった



「本当に…何もしないの…?叩いたり蹴ったりしない?」


「もちろんしないよ。」



信じて……みようかな……






「………私は……奏…。」