「何で、朝からそんなに機嫌が悪いわけ?」


ユウの口調は、イライラしてる。


よくそんな事が言えるよね?


「自分は、いつだって機嫌悪そうじゃん!」


ムカついて仕方ない。


ユウにそんな捨て台詞を吐いて、リビングへ向かおうとした時、



ユウに腕を思い切り掴まれ、壁に叩きつけられた。


「ユウ…?何するの?」

ユウは壁に両手をついて、私を睨む。


「言いたい事あるなら、ハッキリ言えよ」