だいたい、この2、3日は絡みすらない。


「その事で、亜由美に言っておきたい事が…」


香乃子が、何か言いかけた時、チャイムと共に、アキくんが入って来た。


「席に戻らなきゃ。大丈夫よ香乃子。絶対に、有り得ないから」


もちろん、この“有り得ない”って言うのは、アキくんが私を好きっていう事。


それでも香乃子は、心配そうに私を見ていた。