ユウ、寝てるかな? 携帯の時計は、夜中の2時を表示してる。 「ユウ~?」 忍び足で、ユウの部屋のドアを開けてみると…、 何この部屋! クーラーが、ガンガンに効いてるじゃん。 その中で、ユウは気持ち良さそうに寝入っていた。 「この雷の音、聞こえないのかな?」 顔を覗き込んだ瞬間、 今までにないくらいの、大きな雷鳴が轟き、思わず叫び声を上げてしまった。 「キャー!!」 「うわっ!」