「おはよ。どうした亜由美?寝不足か?」


「あっ、アキくんおはよ~」


ボーッとしたまま、学校の門をくぐると、アキくんが声をかけてきた。


実は昨日、寝れなかったのよね。


隣の部屋に、ユウがいるかと思うと、緊張しっぱなしで。