それに、そんなリスクを冒してまで、ユウと一緒にいる意味あるの? 「私、ご飯作ってくるね」 ため息をつきながら、台所へと向かった。 「あった、あった」 思った通り、一通りの食材が冷蔵庫に入っている。 料理は得意じゃないけど、とにかく何か作らなきゃね。