私たちは、今まで通り、実家に戻った生活をしている。 いつも一緒にいたあの時間が、まるで夢みたいだ。 「卒業したら、ユウくんと一緒に暮らすんでしょ?」 どうやらユウのお母さんから聞いたらしく、私はそんな事を聞かれた。 もちろん、反対なんかされるわけもなく…。 その時までが、待ち遠しい。