香乃子に、全てを話すと、少し呆れ返っていた。 「亜由美…。メール見るとか、反則じゃん」 「ちょっと、そこ!?」 「だって、そうでしょ?」 う…、そこを突かれると痛いな…。 目を泳がせてる私に、香乃子は真剣な目をして言った。 「本気でユウくんを好きなら、自分からぶつかりなよ」