「ねぇ?大丈夫?」

「大丈夫だよ…俺だってある程度は力あるんだぞ…」

「…重いとか言わないでよ…」

「…言わない…から…早く降りろよ…」

そして、橘は無事に降りた。

「降りたよ~!」

「わかった~すぐ行く~!」

惣一郎もロープを伝い降り始めた。

スルスル…

惣一郎は意外にすんなりと降りた。

「あちち…」