恋と記憶

 「はよ~」


 のんきな声で現われたのはまぎれもなく、我が弟であった…。



 「ん?みんなどしたの?」


 

 みんな結平を睨んでる。
 

 

 「あっ!?そっか、今日俺と姉貴が学校行く日じゃん!!」




 「そうだよバカ結平(泣)」

 
もう~~いいとこだったのにぃ(怒)

 
 

 「えっ?なんで姉貴半ベソ?」



 
 「うるさい!!!学校いくよ!!」




 「へ~い」


 結平をひっぱって家を出る。


「「いってきま~す」」