「名前は?」
「山村翡翠。」
「そう。素敵ね。」
「あんたは?」
「英瑞歩。」
「ああ…なんか聞いたことあるような…ないような。」
結局ないのね。
だけどこの子は私のことを一般人として見てくれる気がする。
「翡翠さんは…友達に裏切られたことある?」
「ない。」
「…そう。」
この子に相談するのは間違ってるのだろうか。
「まあ唯も健一もいざとなったら私をいけにえにしそうだけど。」
唯ちゃんと健一君っていう人が翡翠さんの友達かな?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…