「なんだ、お隣りだったのね。」 「ママ、このお姉ちゃんが連れて来てくれたの。」 「そうなの?ありがとうね。」 「いえ。」 「そうだ。お礼がしたいわ。うちにいらっしゃい。」 「…あー、いいですそういうの。うちに帰ろうとしたらたまたまたどり着いただけですし。」 「そう?じゃあ後日お菓子でも持っていくわ。」 「お構いなく。」 花梨たちと別れて、翡翠と健一は家に入った。