「相良。」 「はい。」 数学のテスト、35点。 「やったあ!赤点免れたあ!」 「やったあ、じゃない!もっと頑張れ!」 「頑張りましたよお。」 相良健一、16歳。 なんと今回のテスト、1個も欠点ありません。 「見たか翡翠!俺の実力。」 翡翠の答案用紙の上部分の点数を覗いた。 「…42点…?」 「ふっ。残念だな。私の方が勝ってる。」 鼻で笑う翡翠。 「チキショー!あ、でもトータルでは俺の勝ちじゃん!」 健一は国語が異様にできていたのだ。