「翡翠!プレゼント!」

「あ、ああ。ありがとう。」

みんなからプレゼントをもらって、ケーキを食べて、

「じゃあそろそろお開きにするかー。」

「えー、おっちゃん!もっと遊びたい!」

「明日みんな学校だろ?早く帰って寝ろ。」

「ちぇー。」

楽しい誕生会は終わった。

あまりにもいつもと同じで拍子抜けする。

「唯、送ろうか?」

「はーい!はいはい!俺が送る!」

「健一君送ってくれるみたいだからいいよ。また明日ね。」

「わかった。今日ありがとね。」

みんな帰って行って、部屋には父と翡翠、それからタマだけになった。