「早弁は休み時間にしなさい。」 モッサモッサ、ごっくん。 「ご心配なく。もう食べ終わりましたから。」 「ああ…そう。」 どの先生も彼女の自由奔放な態度にたじたじだ。 「翡翠、そろそろ真面目に授業受けようよ。」 そんな彼女にも友達はいる。 誰から見ても『いい子』な後藤唯。 明るくて優しくて気が利いて勉強もできる唯。 なぜこの2人が友達なのかみんな不思議に思っている。