「今すぐ行こう。」 「え、ちょっと待てよ。俺荷物準備してないし。」 「それもそうか。10分で行ってこい。」 「つーか兄貴も親も今いねえんだけど。」 「メールでもしとけばいいでしょ。」 「なんて?」 「『旅に出ます。3日後には帰って来るので適度に心配してください。』って。」 「なんだそれ。」 「え、うちはそう書き置きしてきた。」 「マジか。」 なんだかんだで雄真も行く気になっている。 家に入ってしばらくしてから出てきた。