押し付けられた。 しかもまだ入学して間もないから資料室なんてわからない。 荷物も重いし。 「次からちゃんと授業出ろよ。」 「はいはーい。」 翡翠のゆったりした声が聞こえる。 話は終わったのだろうか。 こちらへ歩いてくる翡翠。 「山村さん!」 「あ…小松原さん?」 「後藤です。」 「あ、ごめんごめん。」