「お前…無責任だな。」 「よく言われる。はいはい、やるよ。じゃーんけーん…」 「「え、」」 「ぽい。」 健一がチョキで山中がパー。 「はい、健一の勝ち。」 「え、ちょっと待てよ!」 「待たない。今度は正々堂々と健一と勝負しろよ。」 「ちょ、翡翠!」 翡翠は唯と健一の手を引っ張った。 「あ、そうだ。唯を誘拐したことへのお詫びは後日受けるから。」 「は?」 「イチゴショートのミートソースがけで許してやろう。」 「「おえ。」」