「ちょいと君。」 翡翠は山中を指差す。 「なんだよ。」 「敵討ちはよくない。」 「はあ?」 「憎しみは憎しみを生むだけだ。」 「…でもよ、やんなきゃ気が収まらねえよ。」 「だったら、じゃんけんは?じゃんけんで勝敗決めたら?」 「「はあ!?」」 「翡翠…それはいくらなんでも…」 「じゃんけんは平和だ。一番強いやつもなきゃ一番弱いやつもない。有利も不利もないじゃん。」 「じゃんけんで法律が決まったら怖いだろうが。」 「それはそれでいいんじゃない?運ってことは神様の判断だから。」