「だ…め…血…怖い…助けて…お母さんが…!」 「どうしたの翡翠!」 「血がでて…助けて…痛い…助けて…助けて!」 「翡翠!?翡翠!」 翡翠は気を失った。 喧嘩は一時中断。 「その女どうしたんだ?血を見て失神したか?」 「…いや、翡翠はそんなことで倒れないよ。…お母さんって言ってたんだけど…。」 「は?」 そのとき、翡翠がむくっと起き上がった。 「翡翠!大丈夫なの?」 「あ?寝てた。」 「へ?」 一同唖然。