「健一君が傷つく。」 「はあ?あの男が傷つくわけねえよ。」 「健一君も人間よ。傷つくに決まってる。…それにしても何人いるの?」 「7人だ。」 「7人って…卑怯ね。人質を取るだけでも卑怯なのに大勢で健一君1人と戦うなんて。」 「なんと言われようが勝てばいいの。」 「はあ。」 後藤は全く怯えていない。 「お前、怖くねえのか?人質も安全でいられる保証はないんだぞ。」 「怖いよ。本当に健一君が私を助けに来ちゃったらどうしようって思ってる。」 「は?普通逆だろ。早く助けに来てほしいだろ。」